シニア猫と暮らしていると、ふとした瞬間に思うことがあります。
「この時間が、ずっと続けばいいのに」って。
若い頃みたいに元気に走り回ることは減っても、静かに隣で眠ってくれる時間や、ゆっくり見つめてくれる時間が、前よりずっと愛おしく感じるようになりました。
私も18歳まで一緒に暮らしたリリと過ごす中で、”何気ない毎日”の大切さを何度も感じていました。
この記事では、歳を重ねた愛猫との暮らしの中で感じていたことを、少しだけ書いてみようと思います。
若い頃とは違う、穏やかな時間
若い頃のリリは、もっと自由でマイペースでした。
好きな場所で寝て、気が向いた時だけ甘えてきて、遊びたい時は全力で走り回る。
もちろんその頃も可愛かったけれど、シニア期に入ってからのリリには、また違う愛しさがありました。
私のそばに来てくれて、膝の上で寝たり。
静かな時間が増えて、一緒にいる空気そのものを大切にしているような、そんな穏やかさがあったんです。
「元気だった頃に戻ってほしい」という気持ちが全くなかったと言えば嘘になります。でも、歳を重ねたリリとの時間には、若い頃とはまた違う、静かで深い愛しさがありました。
何気ない毎日が、前よりずっと愛おしくなった
リリは毎日、私が起きた後の布団の中に入り、枕に顎を乗せて気持ちよさそうに寝ていました。
出勤前はそんなリリの姿を見て、「行ってくるね。いい子にしててね。」と声をかけるのが日課でした。
冬になるとこたつに入っている私の上で喉をゴロゴロ鳴らしながら幸せそうに過ごしていました。
そんな姿、若い頃のリリからは想像がつきませんでした。
甘えたくなれば、ベッドに私を誘い一緒にテレビを見たり。。
じっと私を見つめてくることもしばしば。
そんな毎日の小さい事全てが穏やかで幸せな時間でした。
「あとでね」より、「今」を大切にしたくなった
毎日は忙しくて、やることもたくさんあります。
仕事、家事、疲れた日。
以前なら、「ちょっと待ってね」「あとでね」と後回しにしていた時間も、シニアになったリリと過ごしていると、少し気持ちが変わっていきました。
“この時間は、ずっと続くわけじゃない”
そう思うようになってからは、少しだけでも隣に座る。撫でる。目を見て声をかける。
そんな小さな時間を、できるだけ大切にしたいと思うようになったんです。
「あとでね」が「もうできない」になる日が来るとしたら、今できることを今しておけばよかったと後悔することになるかもしれない。そう気づいてから、毎日の小さな積み重ねが、以前より少しだけ丁寧になった気がしています。
シニア猫は「一緒にいる時間」を大切にしているのかもしれない
シニア猫になると、こんな変化が見られることがあります。
- 後追いをする
- じっと見つめてくる
- そばで眠りたがる
- 甘える時間が増える
もちろん性格にもよりますが、”安心できる存在のそばで過ごしたい”という気持ちが強くなっているのかもしれません。
言葉はなくても、「そばにいてほしい」「ここが安心できる場所」と伝えているような、そんな気がしていました。
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今振り返って思うこと
リリと過ごした毎日は、特別なことばかりだったわけではありません。
一緒に寝たり、撫でたり、静かに隣で過ごしたり。
でも今振り返ると、そんな”普通の日”こそが、一番大切な思い出になっています。
「あの日、もっと一緒にいればよかった」と思う日もあります。でも同時に、「あの時間があってよかった」と感じる瞬間の方が、ずっとたくさんあります。
だからこそ私は、シニア猫との暮らしでは、「何か特別なことをしてあげる」より、”安心できる毎日”を一緒に過ごすことが何より大切なんだと感じています。
まとめ|何気ない毎日こそ、かけがえのない時間
- シニア猫との時間は、若い頃とは違う穏やかさがある
- 何気ない毎日ほど愛おしく感じることがある
- 「今この時間」を大切にしたいと思うようになる
歳を重ねた愛猫と過ごす毎日は、ゆっくり静かに流れていきます。
その時間は、きっと永遠ではありません。
だからこそ、隣で眠る姿や、そっと甘えてくる瞬間を、これからも大切にしていきたいですね。
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